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2019-20 A/W support surface

独自のスタイルを守りながら、ドレープや陰影、布のかすかな動きなどで物語を作り出す研壁宣男。今シーズンはフローラルモチーフや秋の風景などを感じさせるコレクションを見せた。花のように広がるスカートや円形カット、花びらのようなしわやドレープ、わたぼうしを思わせるファー、そして白から赤、茶へと移りゆくグラデーション。前身頃は色、柄を使ったもの、後ろ身頃は黒一色のミニマリズムに見えるものもポイントになっている。

Text / Shinichi Higuchi       Photo / Chiyoko Higuchi